(仮)自分らしさとは②

美味いローカル飯をはじめ、自分が体験して良いと思ったことを誰かに共有したい気持ち。

これはフリーペーパーの編集時代から自分の中にあるもので、そのどこが自分らしくないんだろう。自身の中で腑に落ちていないことをいくつか思いつくままに書いてみる。



以前と違ってもう仕事ではない。

にも関わらず仕事のような感覚でインスタに取り組むので、インスタグラムというアプリの気軽さと私自身の心意気との間にものすごい温度差がある。


フリーペーパーの編集をしていた頃、スマホで写真を撮り、原稿を書き、投稿することはなかった。あの頃と心持ちは変わらないのに、スマホですべてを完結できるに手軽さに度々虚しさを感じることがある。



マレーシア情報と言いつつも取材をして得た情報ではないことも引っ掛かっている。

書いているのは私の勝手な主観で、結局のところ【映えな写真+カフェラテ♪おいしい♪】と大差ないし「ぜひ行ってみてください!」と自分が情報源だと主張するような一言を添えるたびに、お前何様だよ感が募る。



ここまで書いて自分が感じている違和感が何なのか分ってきた。

マレーシア情報を発信することが”らしくない”わけではなく、それどころか私は編集時代と同じように誰かの役に立つ情報を発信できる立場でい続けたいと強く思っている。



この違和感の正体は、おそらくインスタグラムというツールを使って情報発信することにある。スマホで写真を撮り、文章を書くという作業も然り。


上に書いた通り、取材をもとにした情報ではないくせに何がマレーシア情報だよというモヤモヤに関しては、これはもうできる限りでやるしかない。

前もって聞きたいことを英語で事前準備するとか、翻訳アプリを駆使する、もしくは振り切って100%主観で勝負するとか、できることがあるはずなのに何も対策を講じない自分に対して情けなさが募っていたんだなきっと。


このブログはインスタで気軽にUPできないような心の内を綴るための日記帳にしようと作ったものだけど、試験的にマレーシア情報も含めた内容にしてみたい。


情報がもつ力ってね、けっこうすごいと信じてる。

だからこそフリーペーパーの仕事を離れても発信する立場でいたかったし、どこかの誰かの役に立ちたいという思いは持ち続けてきた。


明日出かけてみたくなるようなうずうずと楽しい気持ちを、昨日よりこの国をいいかも!と思えるような愛しい街角の一場面を届けたい。

そしてできれば、こんな思いで私はあなたに情報を共有したいと思っているよ、という気持ちも一緒に感じとってもらえれば最高だと思う。


そう、こんなに大袈裟にしちゃうことがとても自分らしいと少しにやついてしまうからこれで正解。